今週は林田が担当いたします。
今回はシッピングマークのケースナンバーについて書かせていただきます。
「シッピングマーク」とはカートンや梱包などに表記されているもので、
特に決まった記入の様式やフォームなどはありませんが、
貨物の番号、仕向け地、原産地などが記載されており、
他の貨物との混同を避けるために必要になっています。
シッピングマークについては、過去のブログにも登場しております。
このシッピングマークですが、ケースナンバーが記載されているもの、
されていないものがあります。
しかし貨物が複数ありますと、どの貨物の中にどの商品が入っているかわからなくなりますので、
ケースナンバーを記載することにより、輸入者様がパッキングリスト(梱包明細書)と貨物を照らし合わすことができ、
何の商品が入っているのかがわかるようにするためケースナンバーを記載します。
ケースナンバーですが、ナンバーをどのように記載するのかを、
複数の貨物がある場合を例としまして、いくつかご紹介させていただきます。
まずは、私が一番見ることが多いパターンですが、
シンプルに連番にしたものです。
例えば、2カートンの貨物があり、
カートンごとに、「NO.1」と 「NO.2」を記載されている場合ですと、
これを書類で表記する場合は、
(例)
ABC123
KEELUNG
NO.1
MADE IN JAPAN
ABC123
KEELUNG
NO.2
MADE IN JAPAN
と、表記してもよいのですが、
(例)
ABC123
KEELUNG
NO.1-2
MADE IN JAPAN
と、ケースナンバー以外の、シッピングマークの内容が同じであれば、
上記のように表記することができ、この表記のほうが一般的です。
ケースナンバーは、連番ではないこともあり、
5カートンの貨物で、NO.3だけが欠番でNO.1からNO.6まである場合は、
(例)
ABC123
KEELUNG
NO.1-2
MADE IN JAPAN
ABC123
KEELUNG
NO.4-6
MADE IN JAPAN
と表記することもありますが、
(例)
ABC123
KEELUNG
NO.1-2,4-6
MADE IN JAPAN
と表記することもあり、ナンバーが連番ではない場合でも、
上記のように表記することができ、この表記のほうが一般的です。
その他の表記としては、5カートンの貨物ですと、
カートンごとに、1/5,2/5・・・5/5というように記載しているものもあります。
この場合ですと、1個のカートンを見るだけで全数量がわかりますので、
倉庫の作業の方はもちろん、輸入者様もわかりやすいので、
私自身はこの記載の方法が一番好ましいと思っております。
これを書類で表記する場合はNO.1/5-5/5と表記されます。
(例)
ABC123
KEELUNG
NO.1/5-5/5
MADE IN JAPAN
ほんの一例ですが、上記のようにシッピングマークのケースナンバーについて、
書かせていただきました。
また、上記の通り書かせていただきました、ケースナンバーですが、
日本より輸出する際に、仕向地や船会社によっては、
必ず表記しなければならないこともありますので、注意が必要です。
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