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2017年8月

2017年08月28日

ヒアリにご用心

いつも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。共和商会の古迫です。 
 
今年2017年の6月より、特定外来生物・ヒアリが日本に侵入していることが世間を騒がせております。 
最近では、報道は落ち着いてきているようですが、新たに発見される例もあり、まだまだ注意が必要です。 
 
今回は、改めての注意喚起といたしまして、ヒアリについて書かせていただきます。 
 
1.ヒアリの侵入状況 
 
まず、ヒアリの侵入状況についてですが、2017年6月9日に兵庫県尼崎市で発見されて以降、神戸、大阪、東京、名古屋、福岡など各港のコンテナヤード周辺にて確認されています。 
さらに、直近では8月4日に愛知県弥富市飛鳥村で、8月9日に岡山県倉敷市で見つかっており、前者のように、港から離れたところでも発見されています。これらのコンテナは大半が中国広東省などから日本に輸入されたものです。(アカカミアリの侵入例も含めると、範囲は台湾、フィリピンなどにも拡大するため、アジア全域といっても過言ではないと思われます。) 
コンテナヤード周辺での発見例以外は、コンテナ内部の床や天井部分で発見されているようです。これらの例は、輸入者様や輸入者様指定の倉庫などでコンテナから荷下ろしした後に見つかっているため、FCL貨物(コンテナ貸切便)にアリが混入していた例といえます。 
現時点で発見されているヒアリは直接駆除された上、周辺の緊急調査や毒エサによる防除対策が行われています。 
 
2.ヒアリの特徴 
 
次にヒアリの特徴について、連日の報道ですでにご存じの方も多いかと思いますが、改めて触れさせていただきます。 
ヒアリは南米原産のアリで、現在は北米、中国、オーストラリアなどで定着が確認されています。 
非常に繁殖力と攻撃性が高く、毒性も強いため、定着している国や地域では人や家畜が刺されるなどの被害が出ています。また、日本のアリと違い大きなアリ塚を作ります。 
ヒアリのサイズは、2.5mm?6.0mm程度と個体差がかなりあるため見分けるのは難しいですが、 
概ね赤茶色でツヤツヤしているという特徴があります。 
ただし、万が一これに似たアリの集団がいるとしても、ご自身で捕獲するなどの行為は大変危険でございますので、まず最寄りの環境省地方環境事務所や、自治体の環境部局などに連絡するようにしてください。 
 
3.ヒアリに遭遇した時の対処法 
 
ここからは、実際にヒアリに遭遇してしまった場合の対処法について、書いていきたいと思います。 
弊社では実例がございませんが、ヒアリに遭遇する可能性が最も高いのは、先ほど少し触れました通り、FCL貨物(コンテナ貸切便)による輸入です。 
LCL(混載便)の場合は、その性質上、一度港のCFS倉庫にて輸入品を全て出すので、仮にコンテナ内にヒアリがいてもそこで対処されやすいのですが、FCL貨物の場合、そのまま輸入者様にお届けするので、そこで初めて気づくことになってしまいます。 
また、コンテナは床部分が木でできており、ヒアリの集団はそこに潜んでいることが多いようです。 
 
もし実際にコンテナの中で、ヒアリと思しきアリを発見した場合は、すぐに最寄りの環境省地方環境事務所や、自治体の環境部局などに通報し、指示を仰ぐようにしてください。 
ヒアリに対しては市販の殺虫剤も効くようですが、ご自身でいきなり対処されますと、刺される危険性や拡散させてしまう危険性もございますので、通報は必ず行うようにお願いいたします。 
(通報先のURLは本記事末尾に記載させていただきます。そちらをご参照くださいませ。) 
 
通報後、基本的には殺虫してサンプルを採取し、コンテナを燻蒸するといった処置が行われるようです。 
輸入品にヒアリが入り込んでしまっている場合など、輸入品も燻蒸しなければならないこともございます。 
 
また、ヒアリが潜んでいたコンテナは、燻蒸などの特殊な処理が必要となるため、コンテナを所有する船会社などへ連絡する必要性も生じてきます。 
基本的には、使用されている船会社やコンテナヤードに、コンテナからヒアリが出てきた旨、環境省地方環境事務所などの指示により対処する旨などを連絡する形になると思われます。 
 
万が一ヒアリに刺された場合は、激しい痛みや、場合によっては死に至る恐れもありますので、 
異変を感じたらすぐに医療機関を受診するようにしてください。 
その際、ヒアリと思しきアリに刺された旨を伝えるようにしてください。 
 
4.ヒアリに遭遇しないために 
 
ここまでは、主にヒアリに遭遇した場合の対処法について触れさせていただきましたが、最後に予防法について書かせていただきます。 
 
現在のところ、ヒアリの侵入例は、アカカミアリなども含めると、中国広東省を中心にアジア各地からの輸入貨物で確認されています。 
そのため、当該地域からコンテナで輸入される場合は、まず、輸出者様に空コンテナの状態を確認してもらい、内部の写真を事前に送ってもらうようにしておくと良いでしょう。 
こうしておくと、アリ以外にも、コンテナに汚れや傷みがある場合、事前に船会社に申し送りをしてもらうことで、日本側でコンテナ洗浄費や修繕費を請求されるのを未然に防ぐことも可能です。 
また、こういった確認作業を前提に、輸入までのスケジュールに余裕を持たせておくことも大切です。 
 
そして、もしアリがいた場合は、別のコンテナと取り替えるようにしてください。 
その際、納期や現地でのコンテナ輸送費用などの問題もあるかとは存じます。ただ、もし日本にアリが来てしまうと、燻蒸に関わるコンテナ移動の費用など未知数な部分がある上、輸入品自体が燻蒸のため廃棄せざるを得なくなるなどの損害が生じることも考えられるので、必ず別のコンテナを使うようにお願いいたします。 
 
以上、注意喚起といたしまして、ヒアリについて書かせていただきましたが、先ほども述べました通り、輸出者様に確認してもらうことで遭遇する可能性を減らすことは可能です。また、繰り返しになりますが、万が一遭遇した場合には、速やかに最寄りの環境省地方環境事務所などに通報くださいますようお願いいたします。 
 
特に、FCLでの輸入をしておられる輸入者様は、十分お気をつけくださいませ。 
 
参考 
環境省HP 
ヒアリに関する諸情報 
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/fireant.html 
・調査結果など最新情報はこちらをご参照ください。 
 
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通報先 
環境省地方環境事務所HP 
http://www.env.go.jp/region/index.html 
・上記URLから、最寄りの地区をクリックし、そのほか欄の「意見募集・相談」をクリックしていただくと、電話番号、FAX番号などの連絡先が表示されます。 
 
 
 
 

2017年08月04日

輸入時のピックオーダーについて

こんにちは、共和商会の古賀です。

今回はピックオーダーについて書かせていただきます。

 

輸入される貨物を港の倉庫から搬出する際には、

コンテナ貨物の場合も混載貨物の場合でも、

どの貨物をいつ引き取るのかを

倉庫に知らせる(ピックオーダー)必要があります。

 

ピックオーダーの手段はCYであればNACCS

コンテナターミナルのホームページから

登録を行い、引き渡し番号を取得するのが主な流れです。

CFS倉庫の場合はメールやFAXを送ったり、

ホームページから貨物の情報を

登録してオーダーをするなど各倉庫により異なります。

いずれにしても基本的に前日の夕方までに行わないといけない

倉庫がほとんどです。

 

仮にこのピックオーダーを忘れていたり、引き取り日が

変更になったにも関わらず

倉庫への連絡ができていなかった場合は

追加料金を払わなければいけなかったり

最悪の場合は、当日に引き取りができないこともあります。

 

単純な作業のようですが確実に行っておかないと

引き取りの最後の最後で引き取ることができなくなる

可能性がありますので、

ピックオーダーをする際には正確さが重要になります。

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