こんにちは!共和商会の林です。
スタッフブログ初登場となります。
このブログでは、弊社スタッフが国際物流に関わる中で
実体験で得たいろいろなネタを
皆様のお役に立てるよう、お伝えしていこうと考えております。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
さて、本日のテーマは、
"EBS"="EMERGENCY BUNKER SURCHARGE"
一般には緊急燃料割増金などと訳されているものです。
これは、輸入貨物が船に積まれてくる際に、
昔に比べて、燃料代が値上りしたという理由で、
運賃とは別に、船会社が請求してくるもので、
これを支払わないと、貨物が引き取れないのです。
ただ、この"EBS"、もともと燃料割増金
"FAF"="FUEL ADJUSTMENT FACTOR"
というものが先にあり、
その後の原油高騰により、さらに追加されたものでして、
少し不透明なところがあります。
具体的には、航路や船会社によって、
かかったり・かからなかったり、
また、価格が急に大きく変動したり・・・
先日も、お客様からいただいた書類を確認しておりますと、
"EBS"の欄に明らかに過大請求と思われる金額が!
すぐに船会社へ連絡を入れ、確認を要請、
片方で、お客様から輸出者さんへも、
海外現地船会社へ確認を取ってもらうことで、
結果的には、減額されることとなりました。
ちなみに、上記過大請求の理由は「単なる勘違い」なんだとか・・・
これって、もし気付かずにそのまま支払っていたとしたら???
車に使うガソリンの価格であれば、
皆さん、よく注意しておられると思いますが、
船や飛行機に使用される燃料油の価格にも
よく気を付けておいてくださいね。
最後に、いま流行りの「なぞかけ」を一つ。
"EBS"とかけて"肌が気になるお年頃"と解く。
その心は・・・
どちらもオイル(OIL・老いる)が気になるでしょう!?
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是非一度、お試しください。
今回も志賀ブログになります。
リーマンショック以降の変化として、航海日数の増加が見受けられます。
例えば、欧州航路ですと、従来24日程度だったのが、30日ぐらいかかるようなりました。
理由として、何よりも一番大きいのが航海中の消費燃料削減ですね。
スピードダウンして、燃料節約です。車と同じですね。
一方で、航海日数が延びると、それだけスケジュールを維持する為に、
導入する本船が増えるはずですが、実は、大幅に船腹を減らさなければならないくらい
貨物が急激に減少したので、実は、船余り現象が発生したくらいなので、問題ないようです。
そいえば、走れば走るほど、赤字なので、係留代を払っても、配船止めていたような。。。
それと、やはり『エコ!』。排出CO2の削減にも寄与されるということです。
物流とエコは難しい。矛盾するので。。。
実は、以前から暖めてるプランがある。
『ロバ』で運ぶ。
『ちょっとロバ便』
こんな感じ!
いつか、トライしてみたいが、なかなか社内の理解が得られない。(笑)
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前回に引き続き、今回も志賀が担当いたします。
いちおう、社長です。 たぶん。。。(笑)
ちょうど、昨日の日経新聞に海上輸送に欠かせない
海上コンテナー(鉄の大きな箱です。)の価格及びリース費用が高騰している記事がありました。
中国を中心に荷動きが回復傾向にある中、
2年前の金融危機でコンテナー所有数を各船会社さんが調整した(減らした)為、
供給(製造)が追いついていないようです。
コンテナーって、ひとつ3000ドル弱、リースは1日1.2ドルだそうです。
それでも、ある程度の数があれば、グルグル回るので、そんなに不足すること無いと
思いませんか?
じつは、そこがうまく行かないところが、船会社さんの頭の痛いところです。
理想は行きと帰りが同じ数だけ満船になれば、良いのですが、実情は
中国の場合だと、行きが満船、帰りはガラガラなんてことになります。
特に欧米航路はこの傾向が強いです。
ですので、当然、本船運賃も同じ航路でありながら、行きと帰りで異なります。
需給バランスで決まりますから。
そこで、タイトルのCICです。
ご存知でしょうか?
CONTAINER IMBALANCE CHARGE
要は空のコンテナーを再びもって帰るのに費用を負担して欲しいという費用です。
実は、今月から上海発 東南アジア向けに導入されたばかりです。
本船運賃以外にもさまざまなチャージがありますので、運賃だけで比較しないほうが
良いかと思います。
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第1回目のブログを担当します、志賀です。
このブログは、弊社のスタッフが日常業務の中で
気になるところを、それぞれ異なる担当者の目線で
リレー方式で更改させていただきます。
異なる目線というからには、それ相応に部署が異なる訳です。
輸出・船積み・輸入・通関といった部門はもちろん、取引国によっても
異なる点があります。
たとえば、同じ商品を輸入する際でも中国からと台湾からでは異なります。
この両国の違いに気がつきますでしょうか?
輸送面から見ると、航海日数が異なったり、日本のポートチャージが異なってきます。
さらには、この両国の大きな違いは、特恵関税受益国か否かの違いです。
台湾は先進国として、特恵受益国ではありませんので、適用関税が協定税率になります。
中国は、経済大国ですが、発展途上国として、特恵関税という、協定税率よりも
さらに低い税率の適用となります。
さまざま視点により、さまざまな物が見えてきます。
うちのスタッフの視点がとても楽しみです。
皆様も楽しみしてください。
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