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2015年7月

2015年07月27日

環太平洋経済連携協定(TPP)の記事で見るお米の税率について

いつも読んでいただいて、ありがとうございます。
今回の担当は西田です。

毎日暑い日が続きますが、環太平洋経済連携協定(TPP)につきましても
まだまだ熱い協議が続いているようですね。

たまに、このTPPについて、書かれている記事を読んでいると、
ふと疑問に思うことがあります。

それは、お米の関税率が778%と書かれていることがありますが、
私たち通関業者が毎日見ている関税率表には、
どこにも778%とは書かれていないことです。

そもそも、関税率表に記載されている正しい、お米の関税率は従量税で、

kgあたり341円(WTO協定税率49円/kg+調整金292円/kg)

なのです。

ではなぜ778%と書かれることがあるのかといいますと、
農水省がWTO農業交渉(’00?)において、
基準時(’99-’01)の輸入価格及び国際価格を基に算出された従価税換算値が
778%(精米)であったためといわれております。

これは、交渉時に従価税換算値が必要であったので出された値らしく、
基準も10年以上前のものを基にしているようですので
現在のデータに基づいて%にしますと、違った値が出るかもしれません。

この従価税換算値が正しいかどうかは別にして、
私の通関業という立場からいいますと、重要なのは
「778%」はもとより、「kgあたり341円」でもなく、
より正確な「WTO協定税率49円/kg+調整金292円/kg」という税率になります。

といいますのは、お米の関税割当枠内の輸入については食糧法に基づいて政府が一元的に輸入しており、
枠外関税は上記の通り、341円/kgと高いため,枠外関税を払っての輸入はごくわずかなようで、

私が実際に、通関上接することが多いのはお米を使った調整食料品になります。

お客様がそのような食料品を輸入する際には、
お米が「調整金の納付が必要な割合以上含まれているか」が
ポイントとなり、それによって関税率が大きく変わりますので、
正確な関税率の説明はかかせないのです。

TPPによって、関税率が変更となる際には、WTO協定税率が変更となったのか、調整金が変更となったのか等、
より詳しく精査し、お客様に正確な情報を伝えるようにしたいと思っております。




2015年07月10日

輸出入にかかる手間について

こんにちは、共和商会の林です。

私は、毎日、お客さまの輸出入に関わる仕事をしておりますが、
今回は、通関業者からみた手続きとしての「輸出入」にかかる手間と、
お客さまからみた商売としての「輸出入」にかかる手間について、
すこしお話したいと思います。

私どもの日々の仕事の大半は、輸出入の「手続き」となります。

輸出であれば、お客さまから書類をいただき、
ご希望する船に、海外へ販売される商品を積む、
輸入であれば、同様に、お客さまから書類を頂戴し、
海外より港に届いた仕入品をご希望する場所と日時に納品する、
といった具合です。

上記手続きにおいて、より手間がかかるのは輸入となります。
なぜなら、輸入には、様々な法律による規制があり、
まずは、それを解決しなければならない、
また、関税や消費税の計算も必要となるため、です。

もちろん、輸出にも規制はありますが、輸入よりずっと少なく、
通関業者からみた手続き上の手間は、かなり減ります。

ご参考までに、輸出入する方が、
通関業者に輸出入通関を委任した場合にかかる料金は、
通常、輸入申告が輸出申告の2倍の料金になっております。

さて、一方で、「商売」として、実際に輸出入される方の手間はどうでしょうか?

輸入の場合、ご自身が日本で販売するものを、
世界各国で開かれる展示会・海外の卸売市場・インターネット上などで見つけ、
あるいは、希望する仕様に合わせて製造してくれる工場を探すなど、
売り手と商談を重ね、輸入してくる、
輸出の場合は、自らが製造あるいは専門家が製造した主に日本製のものを、
これまた、海外の展示会やインターネットなどで販売先を探し、
買手と商談を重ね、輸出する
といった流れになるかと思います。

ひらたく言いますと、
輸入:お金を出して、海外からモノを仕入れる
輸出:海外へモノを販売して、お金をもらう
となり、この部分だけをみれば、
輸出の方が、相手国の市場調査や規制調査・文化の異なる人への販売促進活動・
資金回収リスクなど、より多くの手間がかかるように思えます。

たしかに、私の知る限り、輸出をしている方ほど、
外国語が堪能で、海外出張も多いようです。

ただ、私は、輸入の方が手間がかからず簡単というつもりはありません。

といいますのも、輸入をしている方は、輸入業務が完了した後に、
日本国内での販売活動が待っているからです。

輸出であれ輸入であれ、
ご自身の販売するモノを、最終ユーザーに受け入れてもらい、
さらに繰り返し使用してもらえることが、一番望むところ。
つまり、商売する上で、もっとも手間をかけねばならず、また大事なことは、
「モノを販売して、お金をもらうこと」でしょう。

私どもは、通関業者として、輸出入に関わる自身の手間だけを考えたり、
また、輸出入を近視眼的にみて、お客さまと接するのではなく、
輸出入する方が本来望んでいる
「モノを販売して、お金をもらうこと」を続けていけるよう、
お客さまの輸出入にかかる手間を少しでも減らすことに、
日々努力していきたいと思います。