今週のブログは池田が担当させて頂きます。
今年も残りわずかになり、これからなにかと慌しくなってきます。
そこで、今回は年末年始の輸出入の注意点について書かせていただきます。
まず、輸入についてですが、本船が日本の港に到着した輸入貨物を
無料で保管しておくことのできるフリータイムという期間があり、
期間を過ぎてしまいますと超過保管料(デマレージ)が掛かってしまいます。
通常、港に搬入された日から5日間(土日祝日を除く)とされている船会社様が多いですが、
年末年始は、フリータイムの計算から除外されますので、通常よりも長くなりますが、
年末年始の前に、フリータイムの期間が終わってしまいますと、
その期間中も保管料が掛かってしまい、
しかも、日数がたつにつれて1日あたりの保管料の価格も上がっていきますので、
注意が必要です。
また、コンテナはあくまでも船会社様から借りているという形になっていますので、
港からコンテナを引き取った後、返却が遅くなりますと
返却延滞料金(ディテンション・チャージ) を請求されることがあります。
余分な費用を避けるためにも、コンテナは早めに引き取って、
出来るだけ早く返却するようにお願いします。
年明けは、年末の間に残った貨物の搬出手続きや国内輸送が集中し、
コンテナ及びトラックの輸送手配が困難な状況になることが考えられます。
年明けの早い時期に商品の納入をされる予定がある方は、ご注意してください。
次に輸出については、本船の入港スケジュールが年末年始は通常とは異なってきます。
スケジュールを調整する船会社様が多いためです。
そのため、従来のスケジュール通りに本船を運行していませんので、
通常、本船出港日の前日がコンテナ貨物、混載貨物は2日前が締切日になっていますが、
年末は休日に合わせて前倒しになってしまいますので、
本船のスケジュールと締切日は充分ご確認ください。
毎年のことですが、年末から年始に掛けては、港の倉庫が荷降しするトラックなどが集中し、
大変混雑することが予想されます。
年明け早々に、船積みを考えれている方は、余裕をもって手配されることが大切になります。
最後に税関の休日ですが、基本的に今年は12月29日(火)から1月3日(日)までになっています。
年内のスタッフブログは今回で最後になります。今年も一年間ありがとうございました。
来年も引き続き、ご愛読の程よろしくお願いいたします。
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