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2012年10月12日

134号 役立つ国際ロジスティクスマガジン発行

◇◆国際ロジスティクスマガジン◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<vol.134>2012/10/12━━
編集・発行 株式会社 共和商会  志賀 盛孝
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目次
1. 海外に活路を見出す5つの視点 その四
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1.海外に活路を見出す5つの視点 
その四 自社の海外進出

これまで、海外調達や販売について見てきましたが、今回は自社の海外進出
です。

進出先を決めることになるのですが、おおむね下記のような要点になります。

製造コストの安さ
資材調達と製造技術の安定性
取り引き先との関係
税制などの優遇制度
安定した電力供給などのインフラ設備

上記は製造拠点としての考え方ですが、
近年では、販売先として有望国かどうかとして捉えることも必要です。

さてさて、教科書的なお話しは、置いておいて、
なんとなく、多くの会社さんを見ていて、
うまくいっている会社の傾向を書いてみたいと思います。


一つは、比較的ご高齢の方が先頭に立って、進出先で頑張っているケースです。
良く見るのが、中小企業さんで、日本での社長業は息子に任せて、
自分は会長となって、海外で頑張っている形です。

これには、いくつかの成功要因があると見ます。

進出先では、さまざまな経営判断が求められます。しかも瞬時に判断しなければ
ならないケースも多いです。しかしながら、通常、勝手判断で行動できることは
限られます。やはり、組織ですから、日本の責任者とも相談しなければなりません。
しかしながら、社長業は任せたと言え、権限は絶大です。
会長さん。自分でなんでもさっさと決めてしまいます。
しかも、何十年も社長業で培かってきた経験は、何者にも代えがたいものです。

それにもう一つ、日本の高度経済成長を経験しています。
飽食の時代に生まれ育った世代よりも、貧しいながらも、将来に希望があり、
経済成長と共とに、歩まれた世代の方々は、今の新興国の中でうまくやっていけるのかも
しれません。
貧しいながらも、こらから発展していく時代を導いて来ただけに、
現在の新興国の状況はいつか来た道なのです。

もう一つうまくいっているケースは『留学生と共に学ぶ』です。
日本にもたくさんの留学生が各国から来ています。
彼らから、母国の文化、風習、価値、考え方を学び、自社の風土と合っているのか
測ることができます。
そして、留学生の方々に働いてもらう中で、自社商品・技術だけでなく、
理念、社風、考え方や取り組み方と言ったことも身に着けて頂き、
そういった方々に、その国に進出した際に責任者として、活躍してもらっている
ケースです。

進出先での成功要因には、いかに人に恵まれるかにありますから。

どちらにしても、お互いをリスペクト仕合い、異なる文化を受け入れ、
共に成長して行こうという姿勢が大切です。

国際結婚みたいなものですから。。。

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