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輸出入製品を扱う場合、商社などを通さずに、海外の企業と直接取引する方が
経費的には、お得であることは誰しも考えると思います。

ところが、現実には、商社を通した方がよい場合もあるのです。

例えば、いくつかのメーカーから、多品種少量で、製品を輸入するような場合、
メーカーが違えば、書類を別々に作成することとなるため、手数料がその分余計にかかり、
また、品種が多いと、申告料もその分余計にかかることとなります。
こうした場合は、大きなロットでメーカーから直輸入している商社から
国内販売してもらう方が安くなる可能性があるのです。

また、輸出入には、各種規制があり、
少量の製品のために、その都度、官庁へ申請や届出をする手間を考えれば、
専門の商社に任せてしまう方がよいように思われます。

あと、海外取引を考えている相手先が、
自国での貿易業務を煩わしく考え、
いったん誰かに輸入手続きを済ませてもらってから
その製品を購入したいといわれた場合なども
その国に現地法人でもない限りは、
商社に頼ることとなるでしょう。

もとより、国際物流も含んだ広い意味での貿易は、
国内取引とは比べものにならない様々なリスクがあります。

いきなり海外と直接取引するのではなく、
まずは、商社を通じて、間接的にではあれ、海外取引の経験を積み、
できるところから直接取引に切り替えていくのも一つの考えと思います。

共和商会なら、貿易に関するいろいろな疑問にお応えします！