雑貨を輸入販売しておられる販売業者様。
当初は、小口混載便で輸入していた製品の販売が順調に伸び、
コンテナでの輸入も手掛けられるようになりました。
ただ、仕入量の増加に伴い、初期不良品も少なからず発生。
海外メーカーさんとの交渉の末、
不良品を海外へ返品し、その分補償してもらうことで話がつきました。
ところが、輸入には慣れておられるお客様も輸出は初めて。
改めて、弊社に相談にこられました。
お話しを聞きましたところ、
返品のため、船は仕入元である海外メーカーさんが手配するので、
先方指定の船会社と打合せて、スケジュール調整してほしい、
また、相当な数量があるため、コンテナで運んできてほしい
とのこと。
弊社としては、輸出に不慣れなお客様のために、
まず、指定船会社を教えていただき、スケジュールを調整、
次に、返品貨物の現物を実際に確認し、必要な書類を作成の上、輸出通関、
最後に、コンテナでの船積手配
と、輸出手続き全般を引受可能であることを御提案し、
そのままお任せいただくこととなりました。
その後も、残念ながら、不良品の発生は続くのですが、
その都度、手続きは、弊社に全面的にお任せいただいております。
こうして、お客様は、イレギュラーな返品輸出手続きに、
手を煩わされることなく、普段のお仕事に専念できるのです。
●「スタッフブログ」(輸出貨物のコンテナ扱いとは?)も御覧ください>>
雑貨を日本全国に通信販売しておられる販売業者様。
輸入製品は商社経由で仕入れておられましたが、
自主企画製品を直輸入で取扱うこととなり、弊社へ相談にこられました。
先方のご希望としては、不慣れな輸入業務に、あまり手間が取られないようにし、
本来の仕事である、販売や企画に集中したい、とのこと。
そこで、弊社より、海外現地での船積を全面的にお任せいただき、
通関用の書類を、輸出者様より弊社へ直接送付してもらうよう手配いただければ、
お客様は、輸出者様への発注と弊社への配送指示だけで、
輸入製品が届くようになります、と御提案させていただきました。
具体的には、次のような流れとなります。
お客様が輸出者様へ発注
↓
輸出者様による在庫確認
↓
輸出者様より、弊社提携船会社へ船積予約
↓
弊社より、入手した船積情報をお客様へお伝えし、納品の打合せ
↓
船積後、弊社にて、輸出者様より通関用書類を入手
↓
本船入港後、輸入通関
↓
お客様の指示通りに納品
その後、上記提案通りに、お取引きがスタート。
自主企画製品の販売も順調に伸びていきます。
ものによっては、製造が追いつかず、納期が厳しいこともありますが、
弊社と提携船会社とで、連絡を密に取り合い、慎重に本船を選択、
場合によっては、1日でも早く日本に着く船に製品を積み、
陸上輸送も駆使して、納期に間に合わせるよう対応することもあります。
また、逆に、お客様の指定倉庫が、
想定外に、他の製品でいっぱいになってしまった時には、
提携船会社に港でのフリータイムを延長してもらい、
港でコンテナのまま製品を保管し、納品を少し遅らせる対応もしております。
こうして、お客様は、輸入業務に余計な手間を取られることなく、
直輸入製品の企画と販売に力を注ぐことが出来ているのです。
輸入雑貨を日本全国へ販売しておられる販売会社様。
販売先が順調に増え、輸入量は増えるものの、自社倉庫が手狭なため、
数量をまとめて輸入すれば、商品単価が安くなることを知りつつも、
小口での輸入を繰り返しておられました。
その後、販売先様の要望に応えながら、品揃えを増やしていくうちに、
狭いスペースでの商品仕分けや発送作業が大きな負担となっていき、
いよいよ自社倉庫では対応できなくなったため、
弊社に相談に来られました。
そこで、まず、弊社倉庫であれば、コンテナーでの荷受が可能であること、
次に、海外で商品をコンテナーに詰める際に、
マークなどできちんと区別できるようにしてもらえれば、
弊社にて輸入通関した後、商品を仕分けし、
さらに、事前に配送先を教えてもらえれば、
全国の販売先様へ直接納品も可能であることを提案いたしました。
お客様としては、弊社に仕分け作業などを任せることで別途費用が発生するも、
コンテナーによる大量仕入れで商品単価が下がり、
また、輸入手続きが一度に出来るため、その費用が割安となる分、
いくらかでもその費用が賄える。
そして、なによりも、お客様の倉庫作業の負担が大きく減ることで、
お客様本来の業務である、輸入雑貨の発掘と販売に、
力を集中することができるようになったのです。
「プロのアドバイス」(コンテナーと混載便はどちらがお得?)も御覧ください>>
「よくある質問」(国内の配送もしてもらえるのでしょうか?)も御覧ください>>
「よくある質問」(コンテナーには、どれぐらい貨物が入るのでしょうか?)も御覧ください>>
商社を通じて輸入食品を仕入れていたが、独自に海外調達先を開拓し、新たに直接輸入を手がけるようとする食品販売業様。
食品の輸入に際しては、税関への輸入申告の前に、植物防疫法・家畜伝染病予防法・食品衛生法など他法令による規制をクリア―しておかねばなりません。
そして、上記法令により受けることとなる検査の申請には、調達先である海外メーカーに依頼し、入手せねばならない数々の書類があります。
こうした海外メーカーの協力による船積み前の準備がきちんとできていないと、いざ船が日本に到着しても、輸入許可は下りず、製品を手にすることは出来ないのです。
商社を経由して仕入れる分には、上記に関する手続きは全て商社が行いますので、お客様の関知するところではありませんでした。
ただ、自分の見つけた良い製品をなんとか自分の手で輸入したい、また、直輸入により、少しでも仕入れコストを抑えたいというお客様の強い思いから、縁あって、弊社に相談に来られました。
弊社としては、食品輸入に関わる様々な注意点などご説明し、お客様の初めての輸入から御手伝いさせていただくこととなりました。
その後、直輸入の回を重ねるごとに、海外調達先の協力がどうしても必要となる課題が浮き彫りとなり、弊社担当者が、お客様と一緒に現地へ向かい、先方へ直接、具体的なアドバイスさせていただくこともありました。
これにより、状況は改善され、輸入経験を積んでいくこととなったお客様はさらに新しい仕入先を次々と開拓、海外調達先への事前準備の依頼も的確にできるようになりました。
こうして、直輸入によるコストダウンも進み、良い品をより安く提供するというお客様の本来の目標に向かって、日々お仕事に取り組んでおられます。
「プロのアドバイス」(輸出入規制に注意!)も御覧ください>>
「プロのアドバイス」(商社に任せる方がよい場合も・・・)も御覧ください>>
いろいろなメーカーの製品をまとめて海外のユーザー様へ輸出しておられる商社様。
ユーザー様の要望に応えていくうちに、貨物の品種が増えていきます。
ところが、メーカーによって、在庫の有無や製品出来上がりに違いがあるため、
必要な製品がタイミング良く一度に集まらない。
また、メーカーによって、
輸出する際に必要なマークの貼り付けがちゃんと出来ていなかったり、
梱包状態が輸出するには不充分であったりと、
書類はきっちり作成しているのに、
貨物に発生する様々な問題で輸出手続きがスムーズに進みませんでした。
そこで、お客様の輸出貨物を、いったん弊社倉庫にて全てお引き受けすることとし、
期日近くなっても入荷のない製品については、お客様にご報告、
時には、メーカーへ直接連絡を入れ、配送状況を確認、
また、マークや梱包に問題がある場合は、お客様に連絡し、
より良い対処法をご提案する、
など、自社倉庫ならではの機敏な対応をしております。
さらに、案件によっては、貨物の揃い具合や量に応じて、
混載便でいくかコンテナーにするのか、
そして、本船の選択まで弊社に任せていただいております。
こうして、お客様は、海外への販売という本来のお仕事に集中することができ、
新たな輸出契約が決まれば、書類を作成して弊社へ送付、
メーカーへは弊社宛に貨物を配送するよう指示しておけば、
あとは船積まで、余計なことに手を煩わされることが無くなりました。
「プロのアドバイス」(梱包は頑丈に!)も御覧ください>>
「プロのアドバイス」(シッピングマークを忘れずに!)も御覧ください>>
「プロのアドバイス」(書類と現物は必ず一致させること!)も御覧ください>>