こんにちは、共和商会の古賀です。
海外から貨物を輸入した場合に行われる検査には、
コンテナやトラックをそのままX線に通す大型X線検査、
現物を税関職員が確認する改品検査、
違法薬物を取り締まるための麻薬犬検査などがあります。
今回は改品検査と呼ばれる現物検査についてお伝えさせて頂きます。
改品検査ではあらかじめ提出した書類と現物が一致しているかという点を
主にチェックします。
例えば数量やマークに間違いがないかということや、
現物の材質などが申告しているHSコードと一致しているかなども
チェックされる場合もあります。
繊維の編み方や商品の用途、形状など細かい違いで
HSコードが変わってしまうこともあります。
申告しているHSコードと実際の現物のHSコードが違うとなってしまった場合は
関税率も変わってしまう可能性もあるので、
書類を修正し、再度申告をしなければいけません。
またカートンの個数や中身が申告と異なっていた場合は
直接お客様に確認をとらせていただくこともあります。
また原産地に関する表記も改品検査ではよくチェックされるポイントのひとつです。
原産国について消費者に誤解がうまれないように
表示(MADE IN ○○など)があるかをみられます。
この検査が滞ってしまいますと、
輸入の許可が降りずに納品が遅れることになってしまいます。
改品検査時には、税関職員から直接説明を求められることもありますので、
お客様の商品についてもしっかり勉強して、
スムーズに検査が進み、すみやかに貨物がお客様のもとに届くように努めてまいります。
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