今回は林田が担当いたします。
今回はコンテナの国内輸送について書かせていただきます。
コンテナの国内輸送につきましては、以前にも書かせていただきました。
コンテナは、安全性の確保及び環境保全の観点から法律で積載重量が規定されており、
20FEETコンテナの場合ですと2軸シャーシでは約18t、
3軸シャーシでは約21.5tまで、
40FEETコンテナの場合ですと2軸シャーシでは約20t、
3軸シャーシでは約26tまでが積載重量となっているとの旨を書かせていただきました。
しかし上記の積載重量以外の理由にて3軸シャーシが使用されることもあります。
どういった場合かといいますと、狭い道路を通る場合です。
3軸シャーシを使用しますと、2軸では入れない狭い道路にも、
入ることができることがあります。
なぜかといいますと、3軸シャーシは、通称「奥ピン」といいまして、
シャーシとヘッドの連結ピンが少し奥にあるからです。
(40FEETのコンテナのシャーシに限ります。
20FEETのコンテナのシャーシは2軸も3軸もピンの場所はほぼ同じです)
下記の写真をご覧いただきますと、
40FEET 2軸
40FEET 3軸
写真を見ますと、3軸のほうがコンテナシャーシとヘッドが近くなっております。
これによりわずかですが、3軸を使用しているほうが、全長が短くなることがわかります。
ですので、道を曲がる際に、3軸のほうが曲がりやすくなります。
3軸シャーシは重量がかなり重いコンテナを運ぶために使用されるものとして、作られており、
カーブを曲がる際に発生する遠心力を少しでも少なくし、横転しにくいように,
連結ピンが奥にあるものと考えられます。
倉庫への道幅が狭く苦労しておられる方は、
一度、3軸シャーシでの納品をご検討いただくのもいいのかもしれません。
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