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今週は川本が担当させて頂きます。
現在の貿易では、貨物をコンテナと呼ばれる鉄製の大きな箱に詰めこみ、
コンテナを船に積むコンテナ船で輸出入されるの形態が主流となっています。
このコンテナ(船)の登場により、輸送コストや燃料費の削減、
物流の所要日数が大幅に削減されました。
しかしながら、現在でもコンテナ船以前に主流だった
在来船と呼ばれる船も存在しています。
この在来船では、貨物の形状によりコンテナに詰め込むことが困難な貨物や
大型な貨物を船積する場合に利用されます。
例えば、車や大型機械、電車、長尺ものなど、コンテナに詰めるのに
適さない貨物が利用例として挙げられます。
コンテナ詰めされる貨物はCFS(コンテナフレートステーション)
と呼ばれる倉庫で貨物のコンテナ詰め作業が行われますが(混載積みの場合)、
在来船積みの場合は、貨物が輸出許可になれば、本船荷役の行われる岸壁まで運搬し、
クレーンなどで直接船に積み込まれます。
多くの種類の貨物が積込可能な点が長所ではありますが、注意点もあります。
積込にはコンテナ詰め作業に比べ、多くの手間がかかる上、天候などにより
作業に遅れが生じることが多くありますので、本船出港が予定通りにいかないことが
多くあります。
近年ではコンテナ船が在来船よりも主流となっていますが、
貨物の種類などにより、今もかつての主流だった在来船も利用されているのです。
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