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国際物流雑学の記事

2016年11月18日

輸出入の見積りを依頼する時の注意点

こんにちは、共和商会の林です。

今回は、輸出入を考えておられる方が、弊社のような国際物流業者に、
見積りを依頼される際の注意点などについて、お話ししたいと思います。

輸出入手続きの見積り作成は、弊社でも日々の業務として対応しておりますが、
まれに「コンテナ1本を中国まで運んでもらったら、いくらになりますか?」
といった問い合わせを頂戴し、回答に困ってしまうことがあります。

といいますのは、輸出入にかかる費用は、国内での輸送とは異なり、
出発点から到着点までのいわゆる運賃だけをお伝えしても、
それ以外にかかる費用が多岐にわたり、全体を提示したことにはならず、
輸出入にかかる費用全体を提示するには、
多くの情報を必要とするからです。

では、国際物流業者へ問い合わせる際に、
伝えるべき項目を、順を追って確認していきましょう。
なお、今回のお話しは、ビジネスとしての輸出入を前提としておりますこと、
あらかじめご了承ください。

まず、伝えるべきは、どんな商品を、どの国や地域相手に輸出入するか?ということです。

なぜなら、ある国や地域との、特定商品の輸出入が、なんらかの規制にかかる場合、
その規制をクリアするために様々な費用がかかる、
あるいは、そもそも輸出入自体できない、ということもあるからです。

例えば、食品であれば、輸出入するそれぞれの国が定めた検査などを受け、
合格しないと輸出入できません。

次に、輸出入品の
「荷姿(カートン入り・パレット組み・木箱など)」「寸法」「重量」「個数」
などの情報を、可能な限り、詳しく伝えてください。

上記情報によって、輸出入品をどうやって輸送するか
(エアー便、混載船便、コンテナ船便など)をある程度特定することができます。

ご参考までに、梱包作業は、我々物流業者に依頼することも可能です。
(ただし、その作業費用を別途いただくこととなります。)

なお、コンテナ船便となる場合は、
<輸出>どこで、誰が、コンテナに商品を詰めるのか?
<輸入>どこで、誰が、コンテナから商品を出すのか?
も、各々事前に確認し、伝えておかないと、
それにかかる作業費用が算出できず、正確な見積りの作成が困難となりますので、
ご留意ください。

次に、どこから、どこまで輸送するか?を伝えるのですが、
この際、貿易条件が、どうなっているかが、ポイントとなります。

具体的には、相手国などの特定の「港」名と合わせ、例えば、
・FOB(運賃、保険料ともに「輸入者」負担)
・CFR(運賃は「輸出者」負担、保険は「輸入者」負担)
・CIF(運賃、保険料ともに「輸出者」負担)
など、インコタームズと呼ばれるものを伝えます。

相手国名や取引相手の住所を元に、
見積り依頼いただくことがあるのですが、
貿易は、通常、どこかの「港」を利用しますので、
事前に確認しておかれることをお勧めします。

また、商談はこれからなので、まだ、貿易条件が決まっていないという場合は、
上記インコタームズを参考に、輸出であれば"CFR"、輸入であれば"FOB"と、
自身が運賃を負担する方(金額の高い見積り)にしておけばよいでしょう。
そうすれば、後で異なる貿易条件に決まっても、
見積り内容は、ほぼ流用できるからです。

なお「保険料」は、取引の売買代金が分からないと金額が算出できず、
料率のみの回答となりますので、ご留意ください。

次に、スケジュールなどが固まっているのであれば、それも伝えてください。
船便では間に合わず、費用が高くなっても、エアー便を利用せざるを得ない場合もあるからです。


以上、輸出入の正確な見積り作成には、少なくとも、このぐらいの情報は必要となります。

なお、見積りに記載が無くても、輸出入において、発生する可能性のある費用には、
輸入関税・輸入消費税・税関検査料・保管料など、これまたたくさんありますので、
合わせて、ご注意くださいませ。

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