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国際物流雑学の記事

2012年07月06日

外来種生物について

今週は林田が担当致します。
先日、道を歩いていますと川に見たことのない動物がいました。

外来種生物

 何の動物か調べてみますと「ヌートリア」という動物でした。
ヌートリアは、外見はとてもかわいいのですが、
日本の生態系や農業等へ被害を及ぼすもの、
又は及ぼすおそれがあるものとして特定外来生物として認定されていました。

ですので、これ以上増加させないために、
輸入することも原則禁止となっています。
しかし、例外として、研究や教育等の目的の場合に限り、
以下の条件を満たすことで特定外来生物を輸入することを認められているようです。

・特定外来生物を飼養するための適した施設を準備し、飼養等の許可を受ける。

・輸出国の政府機関等が発行する、特定外来生物の種類名を証明する書類を税関に提出する。


そして特定外来生物の輸入の手続きは、
成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港でのみ行うことができます。

私は「特定外来生物」という言葉の意味も知らなかったですし、
特定外来生物の輸入も取り扱った事はないのですが、
今回調べてみると上記の通り、簡単ではないことがわかりました。
日本の生態系や農業を守るための規制ですので、
当然、厳しく規制されていました。

最近では、特定外来生物に指定されているアライグマによる農作物の被害等をテレビで見ることがあります。
かつてアライグマはペットしての人気が高かったこともあり、
多くのアライグマが特定外来生物に指定される以前に輸入されていました。
しかし飼いきれなくなって野外に放されたり、飼育檻から逃亡したりするケースが続出し、
各地で野外への定着が進みました。

特定外来生物による被害ばかりに目がいきがちですが、
そういった背景があることもちゃんと理解しておかなければ、
今後も同じようなことが起こってしまうかもしれません。

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